葛飾区では水元の水元小学校、亀有の道上小学校が区内で先行して、事実上学校のプールを無くしてしまう計画が明らかになりました。
区では近年の猛暑等を理由にして、計画的な水泳授業を実行するために、学校のプールを使用せず、近隣の民間施設(スポーツクラブなど)や、区営プールを利用すると説明していますが、移動時間分の学習時間が減りますし、交通上の危険もあります。また区立や民間のプール施設を定期的利用している方には、学校で利用する時間帯には利用制限がかかると想定されます。
道上小学校においては、当初の建て替え設計図にはプールがありましたが、いざ保護者説明会となった時にプールは作らないと発表されました。
なにより葛飾区は当事者である子どもたちの意見を十分に聞くべきです。2021年4月1日から始まった東京都の『こども基本条例』は子どもの意見表明を権利として守るものです。
学校教育としての水泳指導は水難事故から自分自身の命を守る重要なものです。その指導の場所となるプールが学校敷地内にあること、また夏には地域に解放し地元のみなさんが水に親しむ場であること。そして災害時には非常用の水源となる学校のプールの重要性を評価し、みんなの力で守っていきませんか?
片岡ちとせ
2021年葛飾区議会議員選挙候補 日本共産党葛飾地区委員所属 片岡ちとせの活動記録です。 くらしのSOS相談は毎月第三金曜日午後4時から。 法律相談は毎月第三金曜日午後6時半からです。 お電話でご予約ください。080-5197-7547 メールは c.kataokajcp@gmail.com
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